令和5年度より狭山市歯科医師会の会長を務める事になりました関屋と申します。
そもそも歯科医師会の設立の目的はなんでしょうか。
会員の利益を守るという事もありましょうが、それよりも地域住民の健康な生活の確保と社会福祉の増進という、より重要な目的を持って設立されたと私は認識しております。
我々歯科医師は患者さんの歯の痛みを取り除き、入れ歯の悩みの相談に乗り、口の中の様々なトラブルへの対応にて日々社会へ貢献しているものと自負しております。
だが果たしてそれが本当に社会への貢献でありましょうか。どちらかというと個人が報酬をもらって行っている職業という意味合いが強いと思います。お金をもらっているのであるから、当然それに相応する仕事をしているだけなのかもしれません。
世の中の社会的弱者に対して手をさしのべるなどの社会福祉の行為が欠けてはいないでしょうか。
歯科医師は以前ほどではありませんが、それでもまだゆとりがある生活を送っている人が大半だと思います。そういう恵まれた環境を与えてもらっている社会へもっともっと恩返しをしようと考えている歯科医師が歯科医師会には多くいるという事をみなさんに知ってもらいたいです。
個人の力だけでは社会福祉に大きな貢献をするには十分ではありません。歯科医師会という集団があってこそ個人の小さな力を集結し社会へ貢献できるのです。
障碍者、高齢者、若年者、貧困者といった社会的弱者に温かい手をさしのべ、地域に根ざした社会貢献をしてゆく事が歯科医師会の役割だと私は信じています。
2023年6月 狭山市歯科医師会
会長 関屋 高光
【狭山市歯科医師会の主な仕事】
1歳半児、3歳児、就学時の検診及び口腔衛生指導
小学生、中学生、高校生の検診及び口腔衛生指導
むし歯予防デー行事
8020よい歯のコンクール
障碍者施設への検診、口腔衛生指導
私たち狭山市歯科医師会会員は、地域医療のために下記のような保健事業に協力させていただいております。
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